楽天田中将大投手(35)が、6日の阪神とのオープン戦で今季2度目の実戦に臨む。同対戦が雨天中止となったこの日、甲子園の室内練習場でダッシュやキャッチボールなど、約2時間の調整を行った。「まだまだだとは思いますけど、前回よりステップアップできたと実感できたら一番いい」と話した。

昨年10月に右肘のクリーニング手術を受け、2月24日の中日戦で実戦復帰。1回を2安打無失点に抑えた。強度も徐々に上がり、今回は2回を予定している。「前回、11球で終わってるんで。球数は当然増えてくると思うので、その辺を確認しながら投げることができたら」と、変化球も一通り試すつもりでいる。

甲子園のマウンドは22年5月24日以来。駒大苫小牧時代の熱投を覚えているファンは大勢いる。「熱気とか、特殊なところ。熱い球場だなと思いますね。熱狂的だし、ファンの方々は。投げてて気合は入りますよ」と締めた。

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