阪神はオープン戦11試合目で初の引き分けとなった。

先発は開幕投手が決まっている青柳晃洋投手(30)。初回を3者凡退でスタートすると、危なげない投球で6回4安打無失点。4回先頭で迎えた高橋周にこの日初めて四球を与えるも、続く4番中田を139キロツーシームで二ゴロ併殺。持ち味を発揮し、開幕を任された右腕らしい安定した姿を見せた。

打線は4回まで中日先発柳に無安打に抑え込まれるも、5回2死からノイジーが四球で出塁。続く坂本が左前打を放ち一、三塁と好機を拡大したが得点にはつながらなかった。6回も先頭の糸原が四球で出塁し、近本が左前打で続いて無死一、二塁とするも、後続が打ち取られた。

オープン戦開幕から9連敗した阪神は前回13日のロッテ戦(ZOZOマリン)で初勝利。岡田彰布監督(66)はこの中日3連戦からベンチワークを使い、リリーフ起用も状況に応じて変えていくことを明言していた。

【関連記事】阪神ニュース一覧