広島は7回に大道が2本の長打を含む3安打を浴びて西武に競り負けた。先発大瀬良は予定の球数に達したため、4回途中で降板。今季から育成選手契約となった岡田が4年ぶりの1軍登板を果たした。打線は途中出場の田村がオープン戦3号となる2ランを放ち、アピールした。新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。

-大瀬良投手について

新井監督 3回は打ち取った当たりがヒットになったり不運もあったけど、まったく問題ないと思います。順調だと思うので、あとは(調整登板が)もう1回かな。開幕に向けてしっかりと調整してもらえれば。

-4回、先頭打者への四球で降板は球数か

新井監督 そう、球数でね。

-田村がオープン戦3号

新井監督 タム(田村)ね。しかも、あんなに難しい球をね。逆球のインハイのボール球でしょう。あれをファーストスイングで仕留めるというのは、彼の対応力の高さが見えるよね。また、あの球を(ファウルに)切れずに、詰まりながらスタンドに入れるというのは、やっぱり高い技術がないとできないよね。あのコース、あの高さの球を詰まりながら、切らさずにホームランにできる。これは高い対応力、技術。いいホームランだったね。

-今日は中堅を守った

新井監督 そこはいろいろ練習しておきましょうと。あまりセンターにはめることなかったでしょ? 練習でセンターを守ろう、守らせておこうと。

-岡田投手が久しぶりの1軍マウンド

新井監督 いや、良かった良かった、本当に。もちろんファームのスタッフからも、岡田いいですよというのを聞いてました。失点したけど、自分が想像しているより、はるかにいい球を投げてくれていたので、本当に楽しみがまた増えました。彼も去年ほとんど野球やれてない状況だったので。久しぶりだったと思う。この1軍のマウンドで、しかも祝日でこんなにお客さんが入った中で。無四球ですよね。投げている球も、自分が想像していた以上に良かった。本当に良かったなと思います。

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