オリックス紅林弘太郎内野手が「開幕3番」をラストアピールする。22日からはオープン戦最終3連戦となる阪神との関西ダービー。中嶋監督には3番を打ちたいとキャンプから言い続けており、今回が最後の機会となる。「勝つのが優先ですけど、3番しか狙っていない。もう少し長打を打てるようにしたい。狙い過ぎてもダメですけど、もう少し打球が上がれば」。オープン戦は9試合で打率2割6分1厘とまずまずだが、安打はすべて単打だ。

最後に3番を打った17日のヤクルト戦後、中嶋監督は「板についてきたか」と聞かれ「全然でしょ」とバッサリ。覆すには相当なインパクトが求められそうだ。小谷野打撃コーチも「投手との兼ね合いで打順も変わる。そこを固定させるのは、よっぽどの存在感とか結果を残さないと。打点も最低100くらい目指さないと。チャレンジするのはいいこと」と熱意を評価。遊撃守備ではたびたび投手を助けており、バットで自らを表現する。

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