阪神青柳晃洋投手(30)が25日、右足親指のマメについて問題なしを強調した。

「(状態は)まあまあじゃないですかね。皮なので一瞬で治るわけじゃない。まだスパイクは履いていないけど、キャッチボールもランニングもできているので問題ないと思います」。

先発した22日のオリックス戦で患部の皮がめくれ、一時ベンチへ下がる場面があり、状態が懸念されていた。この日は甲子園室内の投手指名練習で調整。キャッチボールやランニングなどフルメニューをこなし、ノープロブレムをアピールした。

同箇所の皮は、過去に何度もめくれた経験があるという。「でもこれでローテーションを飛ばしたことはないので。大丈夫かなと思います」と笑顔で応じた。

開幕投手を務める29日の巨人との開幕戦(東京ドーム)まであと3日。2年連続の大役にも、普段通りを心掛ける。「もちろん緊張するし、何回やっても緊張はする。(シーズンの)25試合は変わらず、最初から最後まで同じ過ごし方をするので。開幕戦だからといって特別な過ごし方はない。自分が毎回、ベストな状態でいけるように」。

右足のアクシデントにも焦りはなし。どっしり構えて、G倒に向かう。【波部俊之介】

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