開幕ローテーションに内定しているロッテ種市篤暉投手(25)が今季への意気込みを語った。

開幕カードは小島和哉投手(27)、種市、佐々木朗希投手(22)の若手3本柱が担う。2人に関しては「練習姿勢が何よりもいい。仲いいですけど練習の時は本当に集中して孤立しながらやってます」と明かした。「みんな結果出した中で、負けたくない」と良きライバルでもある。

大きな経験をしてチームに帰ってきた。3月、侍ジャパン欧州代表戦メンバーに選出された。昨年はサポートメンバーだったためトップチームは初めて。代表戦前には、対外試合で自ら志願して登板するなど、万全の調整をして臨んだ。3月7日、8回から登板し、9回にはあわやヒット性のファウルを打たれる場面もあったが、得意のフォークで3者連続三振を奪い完全試合リレーを締めくくった。「あれ以上の場面はない」と振り返る大舞台、さらにプレッシャーがかかる場面での投球を乗り越えた。

チームにもどってからも疲れはまったく見せなかった。対外試合では侍ジャパンの試合含め、ここまで5試合計15イニング連続無失点と好調を維持している。「今年に入ってからずっといい状態」と話す。

昨季はプロ入り初の2桁勝利。「去年の成績を全て超えられるように」と意気込む。侍戦士がロッテ投手陣を引っ張っていく。

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