中日中田翔が「4番一塁」での開幕スタメン出場へ自然体を強調した。

29日のヤクルトとの開幕戦に向け、神宮球場でナイター練習。中田も投内連係、フリー打撃、ノックで調整した。22日のロッテとのオープン戦を最後に、体調面を考慮し、残り2試合を欠場。それでもフリー打撃では26スイング中、7本の柵越えを放ち、回復ぶりを示した。オープン戦は13試合で1本塁打、打率1割3分2厘。7日ぶりの実戦へ「やるしかない。今までやってきたことを出せるように全力を尽くして1年間通して戦い抜けられるように頑張る」と、新天地での初陣へ意気込んだ。

開幕戦に先発すれば、日本ハム時代から15年連続のスタメン出場となる。巨人での昨季の中日との開幕戦は敗れたが、1号ソロを含む3打数2安打3打点と爆発。立浪監督も「(打線の)中心になってくる。状態自体は悪くない」と期待を寄せた。背番号6は「自然体で入れると思う。17年目なので。普通通りやれればいい」と落ち着き払っていた。