中日涌井秀章投手(37)がプロ野球史上24人目となる通算2000奪三振を記録した。残り2奪三振として今季初先発を迎え、4回1死からオスナを変化球で、続く村上を148キロ直球でともに空振り三振。通算490試合目、37歳9カ月で達成した。

2000奪三振は昨年4月16日に楽天岸孝之投手(39)がソフトバンク戦で記録して以来で、現役では岸と涌井の2人のみとなっている。中日在籍時の達成者は、68年の小野正一、06年の山本昌に次いで3人目となった。

涌井は横浜(神奈川)から04年ドラフト1巡目で西武に入団。13年オフにFAでロッテ移籍し、19年オフに金銭トレードで楽天へ。22年オフに阿部寿樹とのトレードで中日に加入した。最多勝利4度(07、09、15、20年)、沢村賞(09年)ゴールデングラブ賞4度(09、10、15、16年)。08年北京五輪、09、13年WBC日本代表。16年にモデルの押切もえと結婚。185センチ、85キロ。右投げ右打ち。

▼通算2000奪三振=涌井(中日) 30日のヤクルト2回戦(神宮)の4回、村上を空振り三振に仕留めて達成。プロ野球24人目。初奪三振は西武時代の05年3月29日の日本ハム2回戦(札幌ドーム)で小田から。

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