中日の本拠地開幕戦で、愛知県出身のモデルでタレントの雪平莉左(29)が始球式に登板した。22年のプロボクシング井上尚弥の世界戦でリングガールを務めて脚光を浴び、本紙競馬面でもコラム「雪平莉左 勝利の女神」を執筆している。生まれた年にちなんで背番号1994のユニホームを着用し、マウンド前から投球。球速42キロのワンバウンドだったが、ストライクゾーンを通って木下のミットに収まった。

登板後の雪平は「(始球式は)3度目だけど、これまでで一番いいフォームで投げられたけど、開幕戦の空気感もあって、もうちょっと力は出せる悔しさはあった。75点です」と感想を口にした。最下位からの巻き返しをにらむ中日に対しては、「中田さんがいらっしゃったので、(打席に)立つと何か1発やってくれるんじゃないかとという期待感がある」とエールを送った。

他球場では、阪神-DeNAが行われた京セラドームでは天童よしみが国歌独唱、女子マラソンの前田穂南が始球式を、広島-ヤクルトが行われたマツダスタジアムでは劇団四季の加藤迪が国歌独唱、松井一實広島市長が始球式を、日本ハム-楽天が行われたエスコンフィールドでは東京五輪女子スケートボード銀メダリストの開心那が始球式を、西武-オリックスが行われたベルーナドームではクレイジーケンバンドの横山剣が国歌独唱、オードリー春日俊彰が始球式を、ソフトバンクーロッテが行われたぺいぺいドームでは女優吉瀬美智子とトム・ホーバスバスケットボール男子日本代表ヘッドコーチが始球式を務めた。

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