オリックスが逆転負けし、2日ぶりに単独最下位に転落した。

ロッテ佐々木から2回までに2点を奪ったが、今季初先発の2年目左腕・曽谷が4回に3連打で逆転を許した。3点ビハインドとなり、佐々木に立ち直りのきっかけを与えてしまった。

中嶋監督は「ちょっと点差が離れてしまったら、余裕持たれますよね。攻略が難しい投手なんで、競っていかなきゃいけない。今日はそれがすべて」と悔しがった。前日14安打9得点と上昇の兆しも、結局は4安打にとどまった。

歯車がかみ合わず、6年ぶりの開幕3カード負け越しとなった。過去8度は優勝はなく、最高でも3位が2度あるだけ。それ以外はすべてBクラスに終わっている。リーグ4連覇を狙う王者としては、厳しいスタートとなった。

指揮官は「負け越してるんで良くはない。ただ、どこかで流れをしっかりつかみにいかなきゃいけない。帰ってそこをやりたい」と続けた。敵地6連戦が終了し、9日からは京セラドーム大阪で楽天、日本ハムと6連戦。ホームで巻き返しを図る。

▽オリックス曽谷(4回途中4失点KOで黒星)「リードを守れず悔しい。追い込んでから打たれてしまった。ランナーを置いての細かいコントロールが課題。試合の中でクリアしていくしかない」

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