ソフトバンクのドラフト1位、前田悠伍投手(18)が14日、福岡・タマスタ筑後で2度目のシート打撃に登板した。打者11人に対し安打性は2。1セット20球を目安に、2セット行った。「自分の投げている感じでも強い球がいっている感覚がありました」と納得の表情で振り返った。

1セット目にこの日最速147キロをマーク。打者6人から計5三振も奪った。「打者の反応を見てもいい球がいっている時の感じ。前より出力は出ている意識はありました」。前回7日のプロ初のシート打撃登板では140キロにとどまったが、この日は140キロ中盤を連発させた。スライダー、カーブ、チェンジアップも投じ「カーブでタイミングを外せていた。チェンジアップはひっかけたところもあったので改善する余地はあるんじゃないかなと思います」と振り返った。

今後は19日からの2軍広島3連戦(タマスタ筑後)で公式戦デビューする予定だ。「ようやく投げられますし、楽しみが大きいですね。打たれる打たれないにしろ、自分のピッチングができればいいなと思っています」と意気込んだ。

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