DeNA東克樹投手(28)が熟練の完封勝利で記録ずくめの白星を挙げた。

プロ初登板初先発の中日松木平との投げ合い。持ち前の制球力で、直球も変化球も自由自在に操った。1回、岡林をスライダーで左飛、山本には直球4球続けて中飛、福永は変化球で追い込み、最後は146キロ直球で見逃し三振。わずか4分、10球で立ち上がった。

2回には2死二、三塁とこの日最大のピンチを迎えるも、ロドリゲスをチェンジアップで三ゴロに仕留めた。以降も制球良くゾーンにまとめ、9回7安打、今季最多の124球で完封勝利を収めた。今季2度目で本拠地では昨年6月24日阪神戦以来、約1年ぶりの完封勝利となった。

これで開幕から無傷の8連勝を達成。大洋時代の68年に開幕10連勝を達成した島田以来、球団56年ぶり2人目の開幕8連勝とした。また、本拠地の横浜スタジアムでの連勝記録も84年~90年に巨人斎藤雅が記録した最長記録の11勝に肩を並べた。さらに“水曜日のハマスタ”の呪縛からも解放。今季、水曜日のハマスタ開催は6戦6敗だったが、7試合目にして初白星をもたらした。

休養十分、フレッシュに躍動した。前回登板の6月29日の中日戦(バンテリンドーム)から中10日のマウンド。「早めのオールスター休みを頂いたので、その分しっかり働きたい。体調面というか体の軽さは感じている」と話していた通り、軽やかなマウンドさばきで、6回の前、雨による6分間の中断にも動じなかった。

9連戦の2戦目を任された東は言った。「この9連戦が今後のベイスターズの順位を分ける9連戦だと思っている。しっかり勝つためにしっかりやりたい」。宣言通り、貫禄あふれる完封勝利でハーラートップタイの8勝目。チームを2連勝に導いた。

【動画】DeNA東克樹、最後は空振り三振 開幕8連勝を完封で飾った