一戦必勝で切り替える。日本シリーズ進出に王手をかけているDeNA三浦大輔監督(50)がCSでの5連勝ストップにも前を向いた。「そう簡単に全部勝たせてもらえないのは分かってますから。これを引きずらないことです」と自分に言い聞かせるように、切り替えの重要さを強調した。
巨人の積極策にのみ込まれた。同点の7回1死一、三塁、岸田に初球でセーフティースクイズを決められ、勝ち越し点を献上。さらに息つく暇もなく畳みかけられた。1死一、二塁で後を受けた2番手の中川颯が初球で重盗を決められ、二、三塁。前進守備を敷くも、代打長野のボテボテの一ゴロに対して、オースティンの本塁への送球がそれて悪送球となり、二塁走者も生還して一挙3失点を喫した。
記録はオースティンの野選と悪送球による失策。CSファーストステージから5試合連続無失策で、好守を連発するなど、シーズンで12球団ワースト96失策を感じさせない堅守で勝ち続けてきた。だがCS6試合目で初失策が痛い失点に直結した。オースティンは「1点の重みを知ってるからこそ、ホームでなんとかアウトを、という気持ちが出ました」と攻めの守備も実らなかった。
とはいえ巨人のアドバンテージを含めても3勝2敗と優位は変わらない。指揮官は王手をかけた18日の試合後にも「今日のことはもう、忘れてもいいと思います。勝っても負けても、『昨日のことは忘れて今日の試合に勝つことを、全員で集中してやって行こう』と(ナインに)伝えてます」と強調していた。
この日も「球場出た時にはもう、明日に向けて準備していきます」と約束。第5戦と第6戦、いずれかで勝てば17年以来7年ぶりの日本シリーズ進出が決まる。チーム一丸であと1勝をもぎ取る。
▼DeNA戸柱(7回1死一、二塁からの巨人の重盗に)「準備の段階でも、あるぞって話をしてた中であれだけいいスタートを切られたので、まだ試合もありますし、映像を見直して、そこの対策をしていきたいです」



