4番岡本がいきなりの快音を響かせた。球場が夕暮れに染まった開始直後の初回2死1塁、DeNA先発ジャクソンの150キロの外角直球をコンパクトなスイングで中前へ運んだ。悠々と一塁に到達し、開幕戦からの連続安打を「10」に。巨人では10年の松本哲也(現外野守備兼走塁コーチ)以来15年ぶりの2桁試合に乗せた。
プロ11年目。従来の自己記録「4」を超えてから、「そこは気にしてないです」と言いながらも好調が続く。6回の第3打席ではジャクソンの変化球、8回の第4打席では伊勢の高めの直球を捉えて、ともに適時二塁打。「打てて良かったです」と3安打猛打賞で2打点を挙げた。
二塁走者だった8回には甲斐の適時打で、同点のホームを踏んだ。3連敗中だったチームは、延長12回を戦い抜いて引き分けに。「その日その日でやってるんで。また明日頑張ります」。泰然とした主砲が、打線をけん引し続ける。
巨人阿部監督(延長12回引き分け)「投手陣はみんな頑張ってくれたかな。野手陣もよく追いついた。収穫はたくさんあるかなと思います」



