ソフトバンクが杜(もり)の都で貯金を吐き出してしまった。攻守にかみ合わず、今季2度目の3連敗を喫した。

先発マウンドに上がった上沢直之投手(32)がピリッとしない。2回、楽天先頭渡辺佳の飛球を右翼正木が捕球できず(記録は失策)アンラッキーな二塁進塁。その後に3ランなど4失点(自責は0)。3回72球を投げ無念の今季最短の降板となった。小久保裕紀監督(54)はエース右腕をベンチに退けた理由を「ちょっとコンディション的な予防もあって早めに切りました」と話したが、開幕投手を務めた右腕の不調は大きな心配要素だ。

終盤になって柳田、正木、栗原のソロ3発で1発攻勢をかけたが遅かった。今季初めて2番に牧原大を起用。昨年の首位打者を上位に繰り上げ何とか中軸へのつながりを求めた打順編成も6回まで楽天先発の早川の前に1安打無得点と沈黙。これで3戦連続してタイムリー打はなく黒星が3つ続いてしまった。

開幕から5連勝を飾ったが風薫る5月になっても、チームに勢いはない。「これでちょうど(勝率は)5割でしょ。どういう戦いができるか、まだ模索中です」。そう言って口を強く結んだ小久保監督に打開策は見えているのだろうか。

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