大相撲裏話

将豊竜が会心の弓取り初白星 関取不在の秋田の星だ

反響は想像以上だった。前日3日目、結びの一番の後に行われる弓取り式を初めて務めた横綱鶴竜の付け人、東幕下23枚目将豊竜(23=時津風)のLINEに「おめでとう」「かっこいい」など100件超のメッセージが届いた。「『泣いた』って言葉もありました。照れくさいですね」と頭をかいた。

弓取り式に臨む将豊竜(撮影・小沢裕)
弓取り式に臨む将豊竜(撮影・小沢裕)

当初は初日から弓取り式を務める予定だったが、連絡ミスにより2日目までの印刷物が前任の三段目春日龍のままになっていた。それでも「特に意識しなかった」と落ち着き払っていた。昨年の4月から春巡業で少しずつ弓取り式を任され、経験を積んできた。前任の春日龍も「度胸はある。あとは慣れだけ」と太鼓判を押した。

相撲でも注目を浴びたい。初土俵は14年秋場所で大関貴景勝と同期。「去年は3回最高位を更新した。今年も更新しまくりたい」。秋田県出身で、同県は元関脇豪風(現押尾川親方)が引退して関取が不在。同県出身の元小結巴富士もかつて弓取り式を務めており「いいですね。僕も関取を狙っていきたい」と、ゲンの良さも力にするつもりだ。【佐藤礼征】

(ニッカンスポーツ・コム/バトルコラム「大相撲裏話」)

取組を見るだけじゃ分からない、日刊スポーツの大相撲担当記者が土俵周辺から集めてきた「とっておきネタ」をお届けします。

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