WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(24=大橋)が21日、横浜市内の所属ジムで、12月30日の7度目の防衛戦(横浜文化体育館)に向けた本格スパーリングを開始した。

 30連勝中という挑戦者の同級7位ヨアン・ボワイヨ(フランス)を想定し、まず4回を消化。早速、強烈な左ボディーを練習パートナーに食い込ませた。今後は9月にWBOフェザー級王座に挑戦したセルバニアらフィリピン人3選手と拳を交えながら最終調整に入る。「これからどんどん調子を上げていくだけ」と意欲を示した。