Bブロック公式戦でIWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也(37)が後藤洋央紀(40)を下し、1勝目を挙げた。

後藤の左膝をエプロンにたたきつけ痛めつけると、その後もしつこく膝攻め。消耗した後藤にディスティーノを決め、いったん返されたが、再度敢行し、勝利。開幕2連敗からの脱出にも「いつもの癖が出ちゃったよ。そう、トランキーロ。あっせんなよ」とのんきに喜んだ。

勝利にとどまらず、「彼のG1は終わったんでしょ。せいぜい完走目指してがんばってよ」と後藤をこき下ろした。トップ戦線返り咲きを狙う後藤は開幕前に米国LA道場で修行しており、今大会では「LA DOJO」のTシャツを着用。それを内藤はスペイン語で「ラ・ドホ」と勘違い。「いい名前だね。現状を変えたいなら名前から変えてみたらいかがですか」と皮肉たっぷりに改名を薦めた。