とんねるず木梨憲武(58)が、来年1月4、5日に行われる新日本プロレス東京ドーム大会のテーマソングを歌うことが決定した。曲は宇崎竜童の名曲「生きてるうちが花なんだぜ」をロックテイストにアレンジしてカバー。ミュージックビデオ(MV)ではオカダ・カズチカ(33)と初共演する。

木梨は「選手が戦う映像を流しながら、試しにこの歌をかけてみたら『もうこれしかない』と思うぐらいピッタリだった。すべてのタイミングが1つになった瞬間を感じられて本当に光栄」と喜びを語った。MVでは大会の特別プロモーター「ドン・キナシ」としてファンキーなスタイルで登場。オカダにローキックを浴びせるシーンもあるという。一方オカダは気持ちを奮い立たせ、腕立て、スクワットなど体を鍛えるシーンを撮影した。

木梨の熱唱を目の当たりにしたオカダは「子どものころからテレビで見てきた。初めてだったが、やさしく接してくださった」とコメント。さらに「ドン・キナシさんにすべて持っていかれないように、しっかり戦って、皆さんに21年も頑張ろうと思ってもらえるようにしたい」と新年最初の大会に向け、意気込んだ。

MVは後日配信される予定。木梨は「ワクワクしている。いいお正月を迎えられそうで、うれしくて仕方ない」と話す。大会当日、来場するかは未定だが、ドン・キナシの“参戦”で21年の新日がさらに盛り上がる。