プロボクシング58・5キロ契約体重8回戦が5日、東京・後楽園ホールで行われ、アマ7冠で東洋太平洋フェザー級8位の中野幹士(25=帝拳)がデビュー5連勝を飾った。

初のメイン抜てきで、佐伯瑠壱斗(24=岐阜ヨコゼキ)と対戦。序盤から強烈な左でクリーンヒットを続け、3-0の判定勝利を収めた。3回に左拳を空振りした直後、カウンターの右を浴びてダウンを許し、プロ初の日本人との対戦でKOも逃すなど課題も出た。中野は「(5連勝は)うれしいですが、あまり良くなかった。相手の気持ちの強さを感じた。今日の出来は全然ダメ。イライラしてしまったし、課題を修正して次につなげられれば」と気を引き締めた。