IQレスラーこと桜庭和志(51)の長男が、父主宰の組み技総合格闘技QUINTETで“格闘家デビュー”することが2日、発表された。

3月12日、東京・EX THEATER ROPPONGIで開催されるQUINTET6大会で、長男のSAKU Jr.(22=サクラバファミリア)がエキシビションマッチで柔術をバックボーンとする鈴木和宏(27=トライフォース柔術アカデミー)と対戦する。今年4月、一般企業への就職が決まっており、プロ格闘家デビューということではないという。

幼少時代から大学まで柔道一筋だったSAKU Jr.は今春の大学卒業と同時に柔道生活に終止符を打つ。父の桜庭から「これまで鍛え上げてきた技術や情熱をQUINTETの舞台で披露したらどうだ」と提案されると「やってみたい」と出場を決断したという。対戦相手の鈴木は桜庭と同郷の秋田県出身。桜庭の指名でSAKU Jr.の対戦相手に決まった。

QUINTET公式ユーチューブで配信されたインタビューでSAKU Jr.は「(QUINTETが)楽しそうだなと。人生の目標はお父さんを超えること」と冗談交じりに目標を掲げた。トレーニング動画では所英男とスパーリングするなど“デビュー戦”への準備を進めている様子。桜庭は「社会人になるジュニアよ、柔道に明け暮れた青春の証をここに刻め! SAKUシニア・談」とコメントしていた。