大相撲の高砂部屋を継承することが決まった8代高砂親方(元関脇朝赤龍)が26日、日本相撲協会を通じて書面で「朝乃山をはじめとする力士たち、支えてくださる親方、行司、呼出、床山、若者頭とともに、力を合わせて高砂部屋の名に恥じぬよう精進いたします」とコメントした。

この日の理事会で12月9日に定年を迎える高砂親方(64=元大関朝潮)と、部屋付きの錦島親方(39=元関脇朝赤龍)の年寄名跡交換が承認され、錦島親方が8代目高砂として高砂部屋を継承することが決まった。現高砂親方の定年を待たずに、部屋の師匠としても27日から始動する。

8代高砂親方は部屋継承にあたり「継承のお話をいただいた時は正直その責任の重さに足がすくむ思いでちゅうちょいたしました。しかし、育てていただいた先代師匠に恩返しすべく決意いたしました」と話した。