大相撲の幕内大の里(23=二所ノ関)は24日、昨年9月に二所ノ関部屋で20歳未満の幕下以下力士と飲酒して日本相撲協会から厳重注意を受けた件について「大変ご迷惑をおかけして、本当に申し訳ない」と謝罪した。春巡業出発前の東京・両国国技館で報道陣の取材に応じた。

25日から28日まで行われる春巡業には引き続き参加する予定。24日には千葉県木更津市に向かい「最後の4日間、出させてもらって感謝しかない。しっかりと反省して頑張りたい」と神妙な表情で語った。

23歳の大の里は日体大時代に2年連続アマチュア横綱に輝き、昨年夏場所で幕下10枚目格付け出しデビュー。初場所の新入幕から2場所続けて11勝をマークし、夏場所(5月12日初日・両国国技館)では新三役昇進が確実になっている。