7日目の四番相撲で敗れた際に左脚を痛め、休場が決まった幕内経験者の東幕下16枚目炎鵬(30=伊勢ケ浜)が、骨折していることが分かった。部屋付きの楯山親方(元前頭誉富士)が「剥離骨折との報告を受けました。今朝も松葉づえをついて、稽古場にあいさつに来ていました。剥離骨折なので、比較的、復帰は早いかもしれませんが、今場所の再出場は無理です。近日中に精密検査を受ける予定。来場所で復帰できたらいいですけど」と、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱照ノ富士)も体調不良で休場する中、本人の無念の思いを代弁した。

炎鵬は、西幕下21枚目の鳴滝に押し出しで敗れた7日目、土俵下に吹っ飛ばされる格好で勢いよく転落した。その際に、左膝が伸びた状態で、土俵に上がるために階段状になっている箇所にガタンと左足をつき、痛めた。花道は、足を引きずって引き揚げた。支度部屋に向かう途中には、報道陣に立った状態で取材対応。「大丈夫です」などと話し、その後は足取りこそゆっくりながら、足は引きずっていなかった。

炎鵬は、十両だった23年夏場所の途中から、首の大けがで7場所連続休場と長期離脱した。昨年名古屋場所で、番付を大きく下げて、序ノ口から再起。5場所連続6勝1敗の好成績で、番付を飛躍的に戻していたが、先場所は3勝4敗と負け越していた。関取復帰に向けて、四番相撲の鳴滝戦では白星目前だったが、大逆転されて勝ち越し王手を逃して2勝2敗となっていた。