初の2連覇を果たした指原莉乃(23)の一問一答は以下の通り

 -初連覇の感想を

 指原 今まで総選挙は1位、前田敦子さん、大島優子さんを繰り返してきました。私が1位になってからマユちゃん(渡辺麻友)に代わり、私が去年1位になって、そしてこうしてAKBグループで初めて連覇することができました。不登校だった私が、みんなのライバルになり、みんなの目標になれたことがうれしいです。あの時、何かを諦めてグループを受けなかったらと思うと、考えられないくらい、あの時の私に「こんなになれたよ」と伝えたい。

 -連覇達成の一番の理由は

 指原 今はファンの方にうそをついていない自信があります。今までたくさんファンの方にうそをついてきました。ですが、今の私はうそをついていません。好きな人がいれば、好きな人がいると言っちゃいますし。ファンの方が苦しむこともあるけど、今ファンの方がうそをつかないサッシーが好きといってくれることがうれしいので、それが秘訣(ひけつ)なのかなと思います。

 -今年の票数について

 指原 史上最多ということで私がそんなすごい記録になってよいのかなと思うのと同時に、今後AKBグループのメンバーや後輩たちが追いつけ追い越せで頑張ってくれたらよいと思います。

 -HKT48の躍進について

 指原 HKTメンバーと話したんですけど、熊本で震災があったことで、元気のないファンの方がたくさんいると聞いています。私たちが頑張ることで、元気が届けばいいなというのもあるので、メンバーも気合が入っていたのでメンバーもうれしく思っていると思います。

 -(出身の)大分も地震があった

 指原 先日、大分に帰り、被害の大きかったと言われる湯布院に遊びに行きました。その時、職員の方が観光客が減っているという話を聞いたので、私が1位になったこともありますし、また大分に帰ってたくさん観光して、まだまだ大丈夫だよとアピールできたらと思います。1位になったことで、よりアピールできると思うので。早めに帰れたらと思います。

 -1位になったら熱湯風呂と公約している

 指原 実はもともとダチョウ倶楽部さんに弟子入りして、生着替えを水着でして、そのまま水着で踊るのを考えていて、ダチョウさんのスケジュールが合えば早めにコンサートでまた水着になれるなと思います。脱ぎたいだけの人みたいですけど。

 -HKT48の後輩たちの頑張りについて

 指原 スピーチでも話したのですが、後輩が前に出てくることが幸せで、原動力になるので何よりもうれしかったです。特に矢吹奈子は私に憧れて東京から福岡に来る決断をさせてしまっているので、とてもうれしかったし安心しました。悔しい思いをしているメンバーはいると思いますが、はるっぴ(児玉遥)も初めて選抜入りましたし。宮脇も順位を1つ上げているし、来年はさらに期待してもらって良いかと思います。

 -渡辺麻友とライバル関係と言われている

 指原 たくさん話しました。普段マスコミの方やファンの方に誤解されているのですが、とっても仲良くて、もうたくさん話しました。今まで自分たちの本当の気持ちを8年くらいの付き合いになるので、恥ずかしくて言えなかったので、今日あらためて絆を感じられました。

 -24万票を集めた

 指原 純粋にとてもうれしく思っています。私なんかでいいのかなと思うのですが、ありがたいです。

 -秋元康さんとは話した

 指原 まだ話していません。私が連覇してごめんなさいと、謝りたいと思います。

 -給料は連覇で変わる

 指原 事前交渉すれば変わったと思うのですけど、これからも給料制で頑張ります。(大島)優子ちゃんは「格好良いよ」かと言ってくれて、(前田)敦子ちゃんからはボイスメールが届いて「花束を届けられなくてごめんね」と言っていました。

 -新潟NGT48メンバーや新潟のファンに向けてひとこと

 指原 NGT48メンバーが舞台裏ですごく泣いていました。「今回、新潟で開催してもらったのに、私たちの結果がふがいなくて悔しい」と言っていました。ただその思いは、いつかまた新潟の皆さまに届くと思います。今後、新潟で開催されないということはないと思うので、またNGT48のメンバーには、さらに頑張ってもらって、新潟の皆さんにも、今回は私が1位になったんですけど、ここを第3の故郷として愛したいと思います。

 -前田敦子、大島優子を超えた実感は

 指原 主演ドラマが決まればそう思えるんですけど、仕事の内容的には何も変わらないので、まだそう思えません。

 -宮脇咲良はどんな存在

 指原 プライベートでもすごく仲が良くて、いつもご飯に行っています。正直いつか抜かれたら悔しいなっていう気持ちもあるし、その脅威も感じています。本番後に咲良が「鼻高々です」と言ってくれたのがとてもうれしかった。はるっぴと3人で引っ張っていけたらなと思います。

 -卒業の意識は

 指原 どうですかね。現状とっても幸せなので、まったく考えられません。(松井)珠理奈は「あと5年」って言ってましたが、私はそこまでいれないので、今はまったく考えていません。

 -今後、連覇を何年続けたいか

 指原 絶対この質問が来ると思った。どうしようかな。行けるところまで行きたい。「早く辞めろ」と言われてしまうからかもしれませんが、私にとって初めてできた記録なので、なるべく長く続けたい。

 -目標をグループ活動の外には持たないのか

 指原 外っていうよりも中をもっと、まゆゆとも話したんですが、また「国民的」って長く呼んでもらえるように頑張らなきゃなって思います。

 -「1位として認めて欲しい」という発言の真意は

 指原 私はヒール的な扱いをされることが多かったので、自分でも理由は分かってますし、どうにか認めてもらおうって気持ちよりも、ファンの方が頑張ったことを素直におめでとうって言ってほしかったです。

 -NGT48にアドバイスは

 指原 変にキャラを作り込みすぎないこと。私は最初、男性苦手キャラっていうのをなぜかやっていて、それで結構痛い目をみたので、気を付けた方いいよと教えてあげたい。

 -連覇という景色を眺めて、この次に見る景色はどんなもの

 指原 1つの目標を達成してしまったと言えばそういうことになってしまうので、できれば誰も成し遂げていない3連覇、4連覇につなげていければなと思います。

 -今年の選抜メンバーの布陣は

 指原 違和感がなく、仲良くやっていけそうな、なかよくやっていけそうなメンバーだなと思ったので、(横山)由依ちゃんに引っ張っていってもらって頑張りたいです。

 -新しいAKB48の歴史を作ることができるか

 指原 由依ちゃんに作ってもらって、私はついていきたいと思います。

 -たたけばほこりが出るというが、来週の「週刊文春」は大丈夫か

 指原 100アモーレいるんで、ちょっと困りますね。100人いるんで困っています(笑い)