「ダブルウィッシュ」はDAIGOじゃなかった…。アニソンDJの桃知みなみ(18)が19日、ベトナム・ホーチミンのホーチミン市文化労働会館で行われた日越文化交流イベント「TOUCH Summer2015」に出演し、お笑いコンビ「ダブルウィッシュ」をタレントDAIGOと勘違いした。

 桃知のテンションが一気に下がった。出演者のシンガー・ソングライター加藤ひろあき(32)を応援するために、同じ吉本興業所属で、「住みますアジア芸人」ベトナム担当のダブルウィッシュが会場に駆けつけた。当初、会場関係者から「ウィッシュが来るよ」と聞いていた桃知は、DAIGOが来ると思い、胸を躍らせていたが、その“現実”に肩を落とした。「大好きなDAIGOさんが来ると思って、襟を正して待っていたのに、若手芸人が来てがっかりだったもっち。『ダブルウィッシュ』と言えば、DAIGOさんしかいないでしょ!!」と、珍しく声を荒らげた。

 ダブルウィッシュは先月29日、ベトナムで「お笑いスター」になるために来越。ホーチミンの大学でベトナム語を学びながら、1日1食の食費200円生活を続けている。中川新介(33)は桃知の勘違いについて「コンビ名の『ダブルウィッシュ』は、DAIGOさんの『ウィッシュ!』が流行る前に付けました。ただ、DAIGOさんの方が早く売れただけです。僕らは悪くありません」と淡々と説明。その一部始終を見ていた、加藤は「後輩がご迷惑をお掛けしました」と、桃知へ謝罪した。

 ライブで桃知は来場者約7000人の前でDJプレイを約30分披露。物販では、写真やサインを求めるファンの行列が絶えず、全商品が完売したことで途中で終了した。桃知は「ダブルウィッシュさんより、もっちがベトナムに住んだ方が良いと思うもっち。ベトナムに家を買おうかな~」と、ダブルウィッシュをけん制していた。

 同イベントは13年から、J-POPや漫画、アニメなどを通じて日本と東南アジアとの文化交流を目的に開催され、今回で6回目を迎えた。桃知らのほか、アニソン歌手のCeui(セイ)やコスプレイヤーのJACKYらが出演した。