俳優の阿藤快さんが死去したことがわかった16日、芸能界からも多くの悲しみの声があがった。

 特に阿藤さんと生前交流のあった芸能人たちはこぞって、阿藤さんの「優しい人柄」をブログなどでつづっている。

 俳優の金山一彦(48)は、阿藤さんとの初共演から30年。「一緒の作品じゃなくても、撮影所で会ったら『おーキンタ!頑張ってるなぁー』」といつも声を掛けられたという。

 お笑い芸人のカンニング竹山(44)は番組のドッキリ企画で阿藤さんと初共演。以来、「阿藤さんは見ず知らず一若手芸人だった俺にずっと優しくしてくれて腸の病気になった時も腸を洗浄するセットをくれたり阿藤さんのラジオ番組の代打を俺にやらせてくれたり優しい先輩だった」とつづった。

 小説家でタレントのいとうせいこう(54)は大学生だった当時、スネークマンショーの映像作品「楽しいテレビ」で阿藤さんと初共演。「阿藤さん優しかったな」と振り返った。

 俳優仲間や、活躍している芸能人だけでなく、まだ無名の学生や駆け出しのタレントたちにも分け隔てなく優しく接していたことがよく分かる。

 フリーアナウンサーの原元美紀(46)は、阿藤さんと共演したのはフリーで活動を始めたばかりの頃。「活動を始めたばかりの私に、番組の打ち上げの時、『小さくまとまるなよ、おい!』とバンバン肩を叩きながら元気づけてくださったことを覚えています」との思い出をつづった。

 同じくフリーアナウンサーの荒木麻里子(29)も「入社2年目くらいで共演させて頂いたので、ロケ先での立ち居振る舞いや個性の出し方など、優しく教えてくれました。最初は有名人の阿藤さんとの共演に緊張しっぱなしだった私ですが、移動中も休憩中もずっとお話をしてくれて、本当に楽しかった思い出があります。いろんな方がおっしゃるように、本当に皆に“わけ隔てなく接してくださる”方でした」とつづった。

 タレントのギャル曽根(29)は、「こんな若い私にも分け隔てなく優しく接してくださった阿藤快さん。早いです。早すぎます。もう会えないなんて信じられません」と悲嘆に暮れ、「阿藤快さん、いろんな事を教えて頂き本当にありがとうございました」と感謝の言葉をつづった。

 そのほかにも、元NMB48の山田菜々(23)や、NMBの藤江れいな(21)、グラビアアイドルの入矢麻衣(23)など、多くの芸能人が阿藤さんに優しく接してもらったと感謝の言葉とともに冥福を祈った。

 また、タレントのクリス松村は「体が悪い方、困っている方を見るとほうっておけない・・・そんな会話をしたことも思い出しました」とのエピソードも。

 テレビで見せる、あの豪放磊落(らいらく)で優しさがにじみ出る笑顔そのままの人だったようだ。