タレント黒柳徹子(82)が、俳優北大路欣也(72)、ヤクルトの真中満監督(44)と、世の中にユーモアと明るい話題を提供した人に贈られる15年度「ゆうもあ大賞」に選ばれ、9日、都内の表彰式に出席した。

 黒柳は大みそかのNHK紅白歌合戦の総合司会を務めるが、「車いす生活」報道について聞かれると、黒柳は「私は車いすに乗っていませんから。元気に歩いてます。ただ、もう少ししたら重要な仕事場に行くまでは車いすで行こうかなとは考えています。転んだら困りますから。現在は乗ってません。歩いています。大丈夫」と報道を否定した。

 健康のため「毎晩、寝る前にスクワット50回と四股のように体を沈めた格好を30秒やってます」とも話した。

 また、紅白については、紅組の司会の経験はあっても総合司会は初めてで心配としたが、もっと心配なのがテレビ各局から正月に黒柳の紅白の様子を放送したいと依頼が多いことと説明。「芸能界でやっていけないような失敗をしたら、(放送で)出さないよう、お願いしています」と笑顔で語った。

 表彰式の会場には歩いて登場した。壇上への階段はスタッフの手を借りて登壇数多くの副賞をもらう間、時折、椅子に座ったりはしていた。また、面白い話を聞いたので話そうと思ったけど忘れた、とユーモアも披露。表彰式後も伴侶を求めているとし「あきらめていません」と笑顔を見せた。