「みえの国観光大使」の演歌歌手山川豊(57)が9日、故郷の三重県と同県の賢島で今月26、27日に行われる伊勢志摩サミットをPRするイベントに参加した。

 「伊勢志摩でサミットが開かれるなんて、こんなうれしいことはない。あそこの景色は絶景。外交の要人もビックリすると思う」と笑顔で話した。

 景色だけでなく、海の幸も豊富だ。「アワビや伊勢エビなどを多くの人たちに食べて欲しい」。自身も子どものころに、アワビを捕っては「おやつ代わりに食べていた」と懐かしそうに振り返った。

 悩みも明かした。兄の鳥羽一郎(64)は名字から三重県出身とすぐ分かるが、山川は分かりづらい。「三重県内にいても、『どちらのご出身ですか』と聞かれることもある。来年は『志摩豊』にします」と“改名宣言”も飛び出した。

 今年はデビュー35周年。「1人では、ここまでこられなかった。多くの人に応援してもらって今がある。これからも、鳥羽一郎ともどもよろしくお願いします」とあいさつをして、新曲「再愛」など4曲を披露した。