女優の清水富美加(22)が宗教団体「幸福の科学」の活動に専念し芸能界を引退することで生じることが予想される違約金について、清水と同じ芸能事務所に所属する元衆議院議員の横粂勝仁弁護士(35)がコメントした。

 横粂弁護士は17日放送のフジテレビ系「バイキング」に出演。レプロエンタテインメントに文化人として所属するが同事務所の顧問弁護士ではないことを前置きした上で、「スタッフさんとかマネジャーさんを多く知ってる私からすると、自分の仕事の方向性を親身になって相談にのってくれますし、いろいろなアドバイスをしていただけるので、(仕事を)押し付けるというのはちょっと違和感がある」と事務所に対する自身の印象を述べ、清水の主張に首を傾げた。

 清水はレギュラー番組や主演映画に関連する仕事を残したまま引退を表明しており、関係者は対応に追われている。関ジャニ∞丸山隆平(33)の主演映画「泥棒役者」(西田征史監督、11月公開)の撮影にも参加していたが、降板が決定。代役による撮り直しを検討しており、撮り直しで発生した費用などの負担については協議中としている。

 横粂弁護士によれば、こうしたケースでの違約金の金額は「そんなに簡単に出ない」という。「撮り直しの費用だったり、収益がどれだけ下がったか、それに因果関係があるかなど、いろいろつめて確定する。それを全額タレントさんに請求するか半額くらいなのか、それはその方の有責性で(決まる)」と説明した。