お笑いコンビ、トレンディエンジェルの斎藤司(38)とたかし(31)が、TBS系列のキッズ向けアニメーション新番組「トミカハイパーレスキュードライブヘッド~機動救急警察~」(15日スタート、土曜朝7時~)に声優として出演することになった。TBSが5日、発表した。斎藤は公開中の米アニメ映画「SING/シング」で声優を務めたが、コンビでアニメにレギュラー出演するのは初めてだ。

 2人が演じるのは街の平和を脅かす悪党コンビの「ユウスケ」と「アキラ」。2度目の声優挑戦だった斎藤だが、アフレコ収録では大苦戦。「まず1回やってみてと言われ自分なりに取り組みましたが、『これじゃない』という監督からの無言の圧力を感じて、内心びびりました」と振り返るが、回数を重ねることで手応えを感じた様子。たかしは「『うっ』とか『あっ』とか、意味を持たないセリフこそ難しいと痛感しましたが、全力で魂を込めました」と力強く話した。

 作品は未来の世界で人命救助を目的とする組織「機動救急警察ハイパーレスキュー」が開発した車型や人型姿を変える特殊機体「ドライブヘッド」と、そのドライバーを務める小学生たちの活躍を描く。

 斎藤はおもちゃのドライブヘッドを前に、新しい攻撃技を聞かれると「おさえつけ!」と、ただドライブヘッドの頭部を押さえつけるだけの技を発表。「昔から“ヘッド”に対してコンプレックスあるんで」と自虐ネタを披露した。