007シリーズの新作に復帰することを明らかにしたダニエル・クレイグ(49)だが、製作スタジオとの新たな出演契約の中に、「ヌードにはならない」という条項を加えたとのうわさが浮上した。

 内部関係者らが米情報サイト RadarOnlineに明かしたところによると、49歳にしてなお、セクシーな肉体美を誇るクレイグだが、今までと同じように肌をさらすことはもはや、したくないという。

 これまでの作品では、水着姿やシャツを脱いだ上半身裸のシーンなどに加え、「カジノ・ロワイヤル」(2006年)では全裸シーンもあり、鍛え抜かれた筋肉質のボディを披露していたが、次作品では期待できないようだ。

 クレイグは主演5作目への復帰を望んでおらず、製作側との交渉は難航。しかし、ついに今年7月、「次作品で最後」という条件で、製作側の説得に折れたと報じられている。

 今後はセクシーさを売りにするよりも、演技派俳優として認められたいと考えており、そのこともボンド役への復帰を渋っていた一因とみられているが、待望の新作でその肉体美を見られないとあっては、多くの女性ファンを失望させそうだ。(ニューヨーク=鹿目直子)