大みそかのNHK紅白歌合戦の出演者が16日、都内で発表され、Hey!Say!JUMPの初出場が決まった。

 初出場の心境を聞かれた山田涼介(24)は、「僕たちは今年デビュー10周年なんですけども、その10周年の締めくくりに、これまで支えてくださったファンの皆さんに、すてきな大きいプレゼントができたなと思います」を喜んだ。その上で「僕たちのことをまだ知らないという方々もたくさんいらっしゃると思います。少しでもHey!Say!JUMPを知っていただき、紅白に少しでも花を添えられるように頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。

 09年から4年間、山田とともにユニット「NYC」として紅白に出場している知念侑李(23)は「紅白は実力のある方が出場されるイメージ。Hey!Say!JUMPを10年やってきて、いろんな舞台を経験して、以前出させていただいた時よりも、少し自信をもってステージに立てそうなので、堂々とみんなでパフォーマンスできると思います。楽しみにしています」。初出場歌手の会見も2度目となった。山田は「1回目は緊張しすぎていたので、その時の記憶がないです。今は少し落ち着いているので、記憶はある…かな?」と隣の知念に尋ね、「そうですね」と返されていた。

 有岡大貴(26)は「(出場決定は)ついさきほど、今朝聞きました」と明かした。「NYC(が紅白に出場する様子)をテレビで見ていたので、いつかHey!Say!JUMPでもあのステージでパフォーマンスできたらいいなと思っていました」と話した。

 今年も嵐やTOKIOら、ジャニーズ事務所の先輩グループが出場する。山田は「NHKホールはジュニア時代から通わせていただいている、思い入れが強い場所。先輩方と紅白歌合戦でご一緒できるなんてうれしいです。何かコラボとかあればいいなと思っています」と期待を寄せた。伊野尾慧(27)は「僕らのデビュー曲『Ultra Music Power』は、NHKのリハーサル室で振り付けをしたんです。あれから10年で紅白に出場できるというのは、本当に感慨深いなと思います」と喜んだ。

 Hey!Say!JUMPは、平均年齢25・3歳の若さながら、確かなキャリアを積み、ドームクラスの会場も埋める人気を獲得。ジャニーズの次世代を担うグループに成長した。07年にデビューしたグループは今年、10周年の節目を迎えた。近年は山田らが俳優としてドラマや映画などへの出演が増え、「ヒルナンデス!」に有岡、八乙女光(26)、「めざましテレビ」に伊野尾と、情報番組にもレギュラー出演するなど知名度も高まっていた。