プロ野球の中日、阪神、楽天で監督を務め、「闘将」とも呼ばれた星野仙一さんの訃報が伝わった6日、芸能界からも悲しむ声が次々に上がった。親交のあった芸能人たちは、所属事務所を通じてコメントを発表したり、ブログやツイッターなどを更新して追悼の言葉をつづった。

 日本テレビ系「NEWS ZERO」の村尾信尚キャスター(62)は、番組スペシャルコメンテーターだった星野さんについて「大きな存在でした。東日本大震災を経験して『天はその人が越えられない試練は与えない』と言って頑張っておられた姿が今でも忘れられません。北極星を失った気持ちです」。

 阪神ファンで交流もあった渡辺謙(58)は「闘将の幕の引き方は現役、監督時代にも似て、あまりにも突然でドラマチックでした。『どや、驚いたか?』。そんな高笑いが聞こえてきそうです。まだまだあの笑顔が見たかった」と悼んだ。