フジテレビ系スポーツニュース番組「S-PARK(スパーク)」(4月1日スタート、土曜深夜0時35分、日曜午後11時15分)のメインキャスターに、入社4年目の宮司愛海アナウンサー(26)が抜てきされた。スポーツのエース中村光宏アナ(33)とコンビを組む。

 宮司アナは「サッカーW杯(ワールドカップ)、東京五輪(オリンピック)とスポーツに注目が集まっているのでワクワクします。すごく光栄です」。番組開始に先駆け、2月の平昌(ピョンチャン)五輪では現地キャスターを務めた。「その道を究めた方々ですから、緊張感がありました。よりいっそう勉強しなくてはと感じました」と振り返った。

 東京五輪に向けては、英語力の強化を目標にする。「新しい種目を、どう伝えるか。たとえばサーフィンが、どういう戦い方で、どういう風に面白いのか。現場で生で見ているからこその面白さが絶対にあると思うので、そこを伝えたい。日本全体で盛り上がるように、現場の熱をちゃんと気持ちのこもった言葉で伝えたいですね」。

 自身はほとんどスポーツをしないという。「新体操をちょっとと、ダンスを7年間やったくらい。やれと言われるなら新体操。Y字バランスもできますし、ブリッジも立った状態からOK。体はすごく柔らかくてI字もできましたよ」。ぜひ、番組内で新体操を披露してほしいと振ると、「スパークし過ぎです(笑い)」。 

 一方で、「さまぁ~ずの神ギ問」「潜在能力テスト」などのバラエティー番組の司会も続ける。「このスパークを頑張っているからこそ、バラエティーで生きることもあると思うし、その逆もある。週末にホッとなるように、かつ情報は真摯(しんし)に伝えていきたいですね」と話した。【小谷野俊哉】

 ◆宮司愛海(みやじ・まなみ)1991年(平3)7月29日、福岡市生まれ。早大文化構想学部卒業後、15年にフジテレビ入社。現在のレギュラーは「潜在能力テスト」(火曜午後7時57分)「さまぁ~ずの神ギ問」(土曜午後7時)など。趣味は1人カラオケ、ピアス集め。好きなものは卵料理、寄席。漢検2級、日本語検定3級。158センチ、血液型O。