EXILE/三代目J Soul Brothers小林直己(33)が、映画「アースクエイク・バード」(公開など未定)でハリウッド映画デビューすることが7日、分かった。

 スザンヌ・ジョーンズ氏が01年に出版した同名小説が原作の、日本を舞台にしたサスペンスミステリー。「エイリアン」シリーズなどのリドリー・スコット氏が製作総指揮を執る。小林が演じるのは、「リリーのすべて」で第88回アカデミー賞助演女優賞のアリシア・ヴィキャンデル(29)演じる主人公と、エルビス・プレスリーの孫として知られるライリー・キーオ(28)演じる女性の2人と三角関係を繰り広げるカメラマン役。物語の鍵を握るといい、オーディションでチャンスをつかんだ。

 今回、せりふのほとんどは英語となるが、約3年前から、将来を見据えて英会話や英語での演技レッスンに励んできた。昨年、ハリウッドで行われた映画「たたら侍」のプレミア上映会でも、流ちょうなスピーチで、現地ファンからも大きな拍手を受けていた。

 小林は「目標にしていた海外作品に参加することが決まりうれしい。人生に1度かもしれない経験だと思うので、悔いのないように全力を出しきりたい」。撮影は今月から、東京や新潟・佐渡島で行われる。

 ◆小林直己(こばやし・なおき)1984年(昭59)11月10日、千葉県生まれ。07年11月に二代目J Soul Brothers(10年から三代目)にパフォーマーとして加入し、09年3月からEXILEも兼任。加入当初から、劇団EXILEの舞台などに出演し、17年「たたら侍」で映画デビュー。16年にはファッションブランド「ヨウジヤマモト」のショーモデルとしてパリコレデビュー。187センチ。血液型O。