菅田将暉(25)が27日、東京・有楽町のニッポン放送で、パーソナリティーを務める同局系「菅田将暉のオールナイトニッポン」(月曜深夜1時)の公開収録を行った。

 番組開始1年で初の公開収録。CD購入者などの中から当選した約100人の前に立つと、「緊張なのか不安なのか、変な感じがします。今まで味わったことのない感覚です」と感想を述べた。

 収録の合間に記者による質疑応答が始まると、「これ(取材されているところ)を見られるのが、俳優として一番恥ずかしい」と照れた。それでも、放送開始1年を迎えての感想を聞かれると、「お芝居だったら役を作るし、テレビでも『菅田将暉』として仕事をする。ラジオだと関西弁で話せたり、そういうの(仕事)はあまり関係ない。ぜいたくな空間だと思います」と、ラジオという“素”でいられる場があることに感謝を述べた。

 最初こそ曲フリをかむなど緊張した様子だったが、慣れてくるとファンいじりを始めるなど、調子をつかんだ様子の菅田。菅田の3枚目のシングル「さよならエレジー」を作詞作曲した石崎ひゅーい(34)をゲストに迎えると、2人で生歌を披露した。

 収録の模様は6月4日深夜1時からの放送でオンエアされる。菅田は「公開収録は不思議な感じだったけど、楽しかったです。リスナーの方とも初めて出会えて、いい時間を過ごすことができました。これからもよろしくお願いします」とコメントしている。