角田信朗(57)が4日、山形県米沢市の堂森善光寺で「前田慶次四百七回忌・供養祭」に参加した。

 戦国時代の末期に「天下一の傾奇者(かぶきもの)」として活躍した前田慶次をしのぶ法要で、読経に続いて「兜(かぶと)むくりモニュメント除幕式」も開かれた。角田はパチンコ台の人気シリーズ「CR花の慶次」でオリジナル曲を歌うなど前田慶次への思い入れは強く、「月 日 刻 当時境内にて兜をむくって お目にかけ申す 何人も御縦覧勝手なり 前田慶次 書 角田信朗」と書いた石板も披露された。

 その後に行われたミニライブで、角田は特設ステージで「傾奇者恋歌」など3曲を熱唱。「歴史のヒーロー像というのはその時代にないものを、みんなが願います。今の世の中、義に熱く生きれば損をして、平気で義を捨てるやつらがどんどん出世する。権力におもねらず生きた前田慶次の姿に、みんな憧れるんじゃないでしょうか」と魅力を語った。

 7月14日には東京ドーム・プリズムホールで「花慶の日スペシャルライブ」を開催する予定で「今年の夏も慶次は熱いですよ」と締めくくった。