09年に急死した米歌手マイケル・ジャクソンさんが高い音域を保つために、実父のジョセフ・ジャクソンさんによって化学的に去勢されていたと、元主治医が衝撃的な告白をした。

 マイケルさんに強力な麻酔薬を投与して過失致死罪に問われ実刑判決を受けた元主治医のコンラッド・マーレイ被告は、ジョセフさんが先月死去したことをうけ、過去にマイケルさんに対して声変わりをさせずに高い音域を保つため12歳の時からホルモン注射の投与を始めたと明かした。マーレイ被告は16年に出版した著書の中でも、マイケルさんがホルモン注射を受けていたと明かしていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)