元週刊誌記者でコラムニストの勝谷誠彦(かつや・まさひこ)さんが28日午前1時48分、兵庫県尼崎市内の病院で肝不全のため死去した。57歳だった。公式ホームページで公表した。

今年8月に「腹痛と膨満感で、3分ほども座ってられない」「まえ屈みだと、右脇腹に激痛が走る」などと激しい腹痛を訴えて緊急入院した。その後「重症アルコール性の肝炎」と診断されて治療を続けていた。

早大卒業後、85年に文芸春秋に入社。「週刊文春」「文芸春秋」「マルコポーロ」などの記者やデスクとしてカンボジア内戦や湾岸戦争などの報道も手掛けた。96年に退社し、その後はフリーのコラムニストとして活動し、雑誌記事の執筆をはじめ「たかじんのそこまで言って委員会」「スッキリ」などの情報番組やトーク番組などにも数多く出演。17年の兵庫県知事選に立候補して落選した。