神木隆之介(25)が15日、都内で、主演映画「フォルトゥナの瞳」(三木孝浩監督)の初日舞台あいさつに出席した。

上映後の舞台あいさつに「ドキドキでどういう風に伝わるのか不安が大きかったですが、安心しました」と話した。

同作でラブストーリーに初挑戦したが、デートシーンはアドリブだった。「車に詳しい役ですが、何を話していいのか分からなくて。特に車の博物館シーンは10回以上撮った。急いで調べて小出しにしたけど、4回目で尽きた。でも、架純さんは『そうなんだ』とやさしく対応してくれました」と明かした。

この日、ヒロイン有村架純(26)志尊淳(23)DAIGO(40)斉藤由貴(52)時任三郎(61)三木監督(44)も登壇した。

登壇者それぞれが神木の特殊能力を語った。神木のコミュニケーション能力の高さを褒める言葉の連続に、「今日は僕を盛り上げる日ですか」と照れた。

DAIGOは「KSK」とした。妻北川景子(32)へのプロポーズと同じDAI語だったが、「苦しむ芝居が神」と説明し、「結婚してくださいではないです」と話した。「苦しみ方がハンパない。奥さんと見て、勉強しようと2人で練習した。(北川が)洗濯物とか干している時に突然苦しみだして、自分も『大丈夫?』って。その繰り返しでした」と明かした。

有村も「SODFSDN」とDAI語を披露。「初対面でも、恐れることなく、だれとでも、フレンドリーに、接することが、できる、能力」と説明し会場から拍手を浴びた。これにはDAIGOも「完全に本家超えされましたね!」と脱帽していた。

三木監督は「今までの作品の中で1番死の匂いがする作品になったと思う。でもその分、生の尊さをどう感じるかを込められたと思います。普段身近に死を感じることはないと思うので、自分だったらという問いを、映画を通して感じていただければと思います」と話した。