ミュージカル「忍たま乱太郎 これぞ忍者の大運動会だ!」(5月10日初日、東京・シアターGロッソほか)の制作発表会見が20日、都内で行われ、湯本健一(25)渡辺和貴(33)新井雄也(23)ら出演者が出席した。

人気漫画を原作にした「2・5次元ミュージカル」の記念すべき第10弾。10年からの9公演で354回、累計27万人を動員した。13年上演の第4弾で初出演した渡辺は「第4、5弾と出させていただきました。この10周年という回に、(演じる)潮江文次郎として復活できたことが、うれしく幸せに思います。過去の作品と比べるわけではく、新たな忍たまの世界観を試行錯誤しながら作り、お客様に元気を与えられる公演にしたい」と意気込んだ。

10回目の節目ということで、シリーズでは初めて制作発表会見が開かれ、ファンにも公開された。5月10日が初日で、元号が変わった直後でもある。秋沢健太朗(30)が「平成最後に(上演を)発表できたということもうれしいです。『ガンゴウ』も変わり、不思議な役割を演じるんですけど…」と話すと、渡辺がすかさず「『ゲンゴウ』ね」と突っ込み、ファンから笑いが起きていた。