14日に放送された、俳優松坂桃李(30)主演のフジテレビ系連続ドラマ「パーフェクトワールド」(火曜午後9時)第4話の平均視聴率が6・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが15日、分かった。前回の6・0%より0・5ポイント、アップした。

初回から6・9、5・8、6・0%だった。

関西地区は9・4%だった。 建築士の鮎川樹(松坂)は、大学生の時に事故に遭って脊髄を損傷して、下半身が不随になる。「恋愛も、好きだったバスケットボールも、もうしない」と、心に固く決めていた。そんなある日、高校時代の同級生・川奈つぐみ(山本美月=27)と再会。閉ざされていた樹の心が、少しずつ開かれていく。原作は、女性コミック誌「Kiss」(講談社)に連載中の有賀リエ氏作の同名コミック。累計部数は170万部を超えている。

第4話で、つぐみ(山本)は、樹(松坂)と支え続けてきた元看護師のヘルパー長沢葵(中村ゆり)の間に自分が入り込む余地はないことを悟り始める。それでも、恋人として樹と過ごす時間はなにより幸せで、つぐみは次第に、自分が葵に代わって樹を支えたいと思うようになる。一方で、つぐみが献身的に樹を思えば思うほど、2人の高校の同級生だった是川洋貴(瀬戸康史)のいちずな思いも膨れ上がり、つぐみを思わず抱きしめてしまう。洋貴はついに「俺はつぐみが好きだ」と樹に宣戦布告をする。

つぐみは樹に内緒で介護の勉強を始めていた。連日深夜まで猛勉強する姉を見た妹のしおり(岡崎紗絵)は尽くしすぎだと、あきれ気味。見かねた洋貴も介護セミナーを終えたつぐみを食事に誘うが、お互いを意識する2人の間には、気まずい空気が流れる。

樹は、感覚がないはずの足に激痛が走る。眠れずにいた樹は、次第に増す痛みに我慢ができなくなり、助けを求めるため、ある人物に電話をかけた。