反社会勢力の会合に出席し、先月末まで謹慎処分を受けていたお笑いコンビ、ザブングルの松尾陽介(42)がツイッター上で改めて騒動を謝罪した。

ザブングルは謹慎中、全国の介護施設を訪問してボランティア活動を行った。1日に謹慎処分が解除され、翌2日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」にゲスト出演して仕事復帰した。

出演後に松尾は、3カ月以上ぶりにツイッターを更新。改めて騒動について謝罪し、「詐欺被害に遭われた方の多くがご老人であったということから、ご老人の介護施設でボランティア活動をさせてもらおうと決めました」と謹慎中の活動について説明した。

「介護のお仕事が大変だろうというのは頭では分かっていたつもりでしたが、実際に現場に入って初めて肌で感じることが出来ました」と振り返り、「そんな中、我々に出来ることと言えば『足を引っ張らない』こと、『出来る限りの雑用』、『出来る限り その職場の雰囲気を明るくすること』くらいでした」とつづった。老人の前でレクリエーションもしたとして「当然我々のことを『芸人』だとは認識していないご老人の方々の前で、『笑わせる』、というより『楽しい気持ちにさせる』という経験は今までに無い状況でして、新しい『ザブングル』としてのやり方が生まれる可能性も感じられました」と前向きな考えを示した。

「もちろん謹慎期間中は反省をさせて頂くのが大前提なので、当初は『どんな大変な事でも何とかやりきろう』という思いだけでしたが、新しい経験や出会いなどで、勉強させて頂くことがたくさんある時間となりました」と謹慎期間を回想する松尾。「この謹慎期間を経て、改めてご迷惑をお掛けした皆様に今後とも貢献しつつ、世の中の皆様に楽しんで頂けるよう尽力したいと思っています」とコメントした。