嵐の二宮和也(36)が、元アナウンサーの一般女性(38)と結婚した。人気絶頂の国民的アイドルグループメンバーの結婚は衝撃的だ。一方、近年ジャニーズ事務所所属のタレントの結婚が続いている。アイドルの高齢化が進み、“適齢期”のメンバーが増えたことが一因といえそうだ。

ジャニーズでは、今年9月にTOKIO城島茂(48)がタレント菊池梨沙(24)と結婚したばかり。TOKIO国分太一(45)が結婚した15年以降、5年連続で所属タレントが結婚している。少年隊、SMAP、TOKIO、V6といった80年代から90年代に結成された人気グループのメンバーが続々と“適齢期”を迎えていることが背景にある。

15年9月に国分が結婚した際、ジャニーズ事務所前社長で、今年7月に亡くなったジャニー喜多川氏(享年87)は、アイドルの結婚について「(立場上)奨励するわけにはいかないけど、遠慮なく適齢期になったら結婚すべき」と話していた。36歳で結婚を決断した二宮は、アイドルとしてもまだまだ脂が乗っており若い印象も受けるが、木村拓哉(47)は00年に28歳で、V6井ノ原快彦(43)は07年に31歳で結婚しており、過去の前例を見ても特別結婚が早いわけでもない。

ただ、ジャニー氏は当時、「自分の責任のもとで結婚するわけで、『人気が落ちたりするのはプロダクションのせい』と思うタレントなんていない。結婚は結婚として、本人は(自分を)認めながら信じながら、結婚するんじゃないですか」とも話していた。アイドルという職業の特性上、熱愛や結婚が人気に影響を及ぼすことは必然。これについては“自己責任”ということだろう。