尾上菊之助が3月に出演予定だった東京・国立劇場の歌舞伎公演「通し狂言 義経千本桜」が6日から、国立劇場公式You Tubeチャンネルで30日まで無料公開されている。

菊之助は同演目で、主人公3人を完演予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため全公演が中止になった経緯がある。

菊之助は国立劇場公式サイトで「出演者一同、スタッフ一同は上演に望みをつなぎ、稽古に励んでまいりました。そして、その舞台の映像を収録することとなりました。お客様が全くいらっしゃらない客席を前に、しかし、カメラの向こうにお客様がいらっしゃることを思い描きながら、精いっぱい演じましたので、インターネットでお楽しみいただけましたら幸いです。再びこの3役を演じる機会をいただき、お客様の前で上演したいと念願しております。1日も早く、新型コロナウイルス感染症が終息し、また歌舞伎を心から楽しんでいただける日が参りますよう願っております」とのコメントを発表した。

演目ごとに、3つのプログラムに分けており、6日に無料公開されたのはAプロの「鳥居前」「渡海屋」「大物浦」。B、Cプロは現在準備中で順次公開される。