男性8人組K-POPグループ、Stray Kids(ストレイキッズ)が3日、初のオリコン1位を獲得した。この日発売の日本ファーストシングル「TOP -Japanese ver.-」が初日で2万657枚を売り上げ、オリコンデーリーランキング1位に輝き、念願の初“TOP”を飾った。

2PM、TWICEの弟分として今年3月にアルバム「SKZ2020」で待望の日本デビューを果たしたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う入国措置で、来日PRを断念。アリーナ公演やイベント出演も中止となり、日本のファンたちと直接デビューの喜びを分かち合えなかった。

今回のシングルリリースタイミングも、依然来日が難しい状況が続くが、オンラインやSNSを駆使して日本のファンとの交流を深めた。動画アプリ「TikTok」日本公式アカウントのフォロワーは80万人を突破し、同曲ミュージックビデオは公開直後にツイッタートレンド世界1位になった。今月2日には日本テレビ系「スッキリ」に韓国からリモート生出演。念願の1位獲得につながった。

リーダーのバンチャン(22)は「『TOP』は、諦めないで自分の夢に向かって階段を上り続ける、というテーマの歌。夢だった日本のオリコンランキングで“TOP”をいただくことができて、ファンの皆さんに感謝してます!」と大喜び。「もっともっと大きな夢に向かって、これからも皆さんと一緒に上り続けたいです! 皆さんに早く会いたいです!」と話した。

◆Stray Kids 17年に韓国のサバイバル番組を経て結成。韓国の大手芸能事務所JYPエンターテインメント所属。韓国出身の6人とオーストラリア出身の2人で構成。愛称「スキズ(SKZ)」で、ファンは「STAY」と呼ばれる。18年から今年にかけて、韓国の音楽関連の新人賞11冠を獲得した。