「超人ロック」シリーズなどの作品で知られる漫画家の聖悠紀氏(70)が、パーキンソン病で闘病中であることを公表した。

聖氏は10日、ツイッターで「5月に、精密検査を受け、パーキンソン病であることがわかりました」と公表。「パーキンソン病は難病で、少しずつ進行します。ですが、薬を飲んで漫画を描き続けることができます。皆様にご心配をおかけしたくないという判断から、すぐに公表せずに仕事を続けましたが、いずれは公表しなければなるまいと思っていました」という。

現在連載中の作品が一段落してから公表する考えだったが、「ですが、最近、病気が進行し、描きたいと思う線が描けないことが多くなり、発表しなければならないと思いました」と、公表までの経緯をつづった。

「私にとって描くということはとても大切なことです。もう以前のような絵を描くことはできませんが、これからもできるかぎり描いていきたいです。どうぞよろしくお願いいたします」とした。