財産分与で裁判中デ・ニーロ、財政状況の悪化を主張

米俳優ロバート・デ・ニーロ(76)が、新型コロナウイルスによるパンデミックの影響で、財政状況の悪化に陥っていることが明らかになった。

デ・ニーロは財産分与をめぐって争っている、元妻で女優のグレース・ハイタワーとの離婚裁判で、毎月の生活費として支払っているクレジットカードの利用額を、10万ドル(約1100万円)から半額の5万ドル(約550万円)に減額したことに対する緊急聴聞会にリモート出廷。実業家でもあるデ・ニーロが共同経営するレストラン「ノブ」やホテルの経営が悪化し、この数カ月で大きな損失を出したことで、映画「アイリッシュマン」(19年)で稼いだギャラもほとんど残っていない状態であると主張した。デ・ニーロの弁護士は、「今年もし750万ドルを稼げたらラッキーだ」と語った。

これに対し、ハイタワー側の弁護士は、デ・ニーロとの間の2人の子供と一緒に暮らしていたニューヨークの自宅からも追い出されたと主張。5億ドル(約550億円)の資産があり、年3000万ドル(約33億円)を稼いでいるデ・ニーロが、3月からのパンデミックで財政が大きく悪化しているとは信じ難いと反論している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)