6月に還暦を迎える遠藤憲一(59)が21日、東京・帝国ホテルで行われた映画「地獄の花園」(関和亮監督、5月21日公開)完成報告イベントに、金髪&特攻服を来たOL役で登壇し、会場の度肝を抜いた。

遠藤は、花園のように見える華やかな表舞台とは裏腹に、裏側で地獄のような覇権争いが行われているOL界を描いた映画で、1部上場企業を牛耳るおつぼねOL役を演じ、ガーターベルトを着けた美脚姿が話題となっている。この日のイベントは、永野芽郁(21)をはじめ登壇者が特攻服など劇中衣装で登場し、OLのイメージを壊したことを口々に謝罪。遠藤も登壇早々「とにかく。この姿、申し訳ありません。すみません」と謝罪した。

トーク中、最もOLのイメージを崩したキャストは? との質問が出ると、多くのキャストが遠藤の名を挙げた。菜々緒(32)は「遠藤さんのビジュアル、独り勝ち。女装ではなく女ですので…そのあたりはご理解いただけるように。遠藤さんは女性です」と言い、笑った。

川栄李奈(26)は「私も遠藤さん。見た目が強烈すぎて。(撮影の)数日後に親子役を演じ、お葬式のシーンだった。普通の遠藤さんが普通じゃないかなと笑ってしまった。罪なルックス」と苦笑した。

森三中・大島美幸(41)は「ガーターベルトで、おみ足きれいでハイヒール…でも、膝が痛いんですって。そういうのを踏まえて、いとおしいと思いますけど…OLということは問題ではないか?」と笑った。

遠藤は「加齢で、ちょっと痛い。久々にハイヒール履いたんで、歩き方を忘れた」と照れ笑いを浮かべた。その上で「俺、今年、還暦なんで。(還暦を迎えた自分を想像し)こういうイメージはなかった。年関係なく、うそだろって言われるような役をやりたい」と笑みを浮かべた。